いのちの理(ことわり)に沿う
私たちは、いのちの理に沿わずに生きていくことはできない。
心も体もそれを無視すればどこかで必ずどこがが壊れバランスを欠く。そして半ば強制的にそれに沿うように引き戻される。
抗っても、抗っても、やっぱり無理。圧倒的に強い。
そうであればこそ、その強いものに沿って生きる方がよい。
そうしていると気付く。
私たち自身がその圧倒的な存在の一部であるということに。
草も木も、虫や、魚や、動物たちも。
山も海も、風や、無数の星たちでさえも。
眼前の魂と私自身はつながっている。別々だけどひとつ。
自分自身を大切にすることは、別のいのちもまた大切にすることにつながる。
目の前にあるひとつの小さないのちを愛することは、私自身を愛することなんだ。
いのちといのちの「つながり」に気持ちを向けると、そのつながりの糸は太くなる。その糸を見つめようとするとき、人は必ず、その眼を閉じる。
閲覧数:10